2015年12月15日

甘いものを摂るから疲れる

疲れたから、ちょっと甘いものでも食べて休憩しよう
と考える人は、疲れから解放されることはないかもしれません。

疲れについては、現在さまざまな要因が考えられています。

昔からよくいわれるのは
身体(筋肉などの組織)に乳酸が溜まる身体的疲労ですが
それ以外にも、精神的疲労や自律神経の乱れによるものなど
があります。

乳酸については、実は疲労の根本的な原因物質ではなく
疲労の結果、蓄積しているだけに過ぎないとも言われますが
身体が疲労している際には、筋肉内などに乳酸の蓄積が
顕著に認められるようです。

この乳酸が体内で、どのように産生されるかというと
糖から作られます。

ブドウ糖を分解しエネルギーを取り出すために通常、体内では
解糖系、TCA回路、電子伝達系という3つの経路を用います。

酸素が十分にあれば、上記3つの経路は順調に働き
ブドウ糖は、水と二酸化炭素に分解されますが
酸素不足の場合、解糖系のみが働き
ブドウ糖から乳酸が産生されます。

この反応は、筋トレのように筋肉に強い負荷をかけて運動した際に
よく起こりますが、そうでなくても
糖質の過剰摂取時に起こります。

糖質を摂取すると、インスリンが放出されます。
インスリンは、体脂肪の増加にも関与しますが
解糖系の反応促進という作用も持っています。

さらに糖質を過剰に摂取すると、解糖系と他の二つの経路は
反応速度が違う(解糖系の方が速い)ため
解糖系のみが働き、乳酸が多量に産生されるものと思われます。

おそらく、これが糖質を過剰摂取している人によくみられる
慢性的な疲労感の原因であると思われます。

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確かに、乳酸は疲労の直接の原因物質ではないかもしれませんが
疲労と相関する物質ではあります。
糖質の過剰摂取時に乳酸が大量に産生されることと
糖質制限により慢性的な疲労感がなくなる人が多いことからも
糖質と乳酸が疲労に関与している可能性は十分にあると
思います。

疲れたときに、甘いものが欲しくなるのは
その麻薬のような一時的な幸福感のためです。
疲れがなくなるわけではありません。
(むしろ数時間後には、さらにひどくなります。)

疲れやすい、疲れが取れないという人は
甘いもので疲れをごまかし続けるのではなく
まずは、甘いものを断つことから始めてみては
いかがでしょうか。

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ラベル:解糖系 疲れ 乳酸
posted by ted at 14:05| Comment(0) | 糖質制限 効果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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