2015年12月16日

アルコールは太る?太らない?

アルコールはエンプティカロリーなので太らない
という内容のコメントを以前いただいてから
アルコールについて調べていました。

エンプティカロリーというのは、砂糖や白米など
栄養素をほとんど含まない(エンプティ)
体脂肪や熱に変わるだけ(カロリー)の糖質
に対して使われる言葉と思っていましたので
少し意外な印象を受けましたが、確かに
アルコールもエンプティカロリーですね。

アルコールのエネルギーは肝臓で代謝される際に
熱として消費され、体脂肪には変換されないので
それ自体では、太ることはありません。

ただ、お酒を飲まなければ、その熱(体温を維持する程度)は
体内の脂質や糖質から産生されたはず
(体脂肪や糖質の消費を妨げている)なので
お酒を飲んだ分のエネルギーは、プラスになっています。
といっても、これぐらいであれば基礎代謝分(少量)なので
太るほどではないと思います。

さらに、アルコールの代謝において、NADという物質が
NADHという物質に変化しますが、これは他の反応経路で
NADに戻され、再度アルコールの代謝などに利用されます。

飲酒量が少量であれば、アルコールの代謝は順調に進むかもしれませんが
大量に飲酒した場合、このNADの再利用が間に合わなくなるため
NADHからNADに戻す反応として、肝臓で脂肪酸などの合成反応
が起こります。

大量飲酒は、結果的に中性脂肪の蓄積を招きうるということです。

アルコールを無害化するためなら体脂肪が増えても構わない
という身体の判断は、ブドウ糖を体脂肪に変換する
(ブドウ糖を無害化するためなら体脂肪が増えても構わない)
のと似ていますね。

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また、アルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドは
副腎を刺激し、アドレナリンなどの分泌を促進します。
交感神経優位になり、血糖値や血圧が上昇します。
顔が赤くなるのも、このためです。

この作用からもわかる通り、アセトアルデヒドは有毒です。
一般にアルデヒド基を持つ化学物質は有毒で
ブドウ糖(グルコース)もアルドースに分類される
アルデヒド基を持つ化学物質の一つです。
どちらもタンパク質の変性作用を持つので、当然ですね。

飲酒するとすぐに顔が赤くなる人は
アルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドを
分解する酵素の働きが弱い人なので
特に注意した方がいいと思います。

逆に、お酒に強い人は、飲酒により脳内で産生される
ドーパミンにより、お酒が快楽として認識されやすく
アルコール依存症となる可能性が高いので
その点で注意を要します。

お酒は、発がん性も指摘されているため
健康のためには一切飲まないのが良いと思いますが
そうもいかないので(笑)
節酒に努めるのが良いと思います。

ちなみに、中性脂肪を減らす効果がある
とされるのがEPA/DHAで
質の良いものはこちらで紹介しています。

反応経路が違うとはいえ、同様に有毒なアルコールと糖が
無害化の過程でヒトを太らせる
(ヒトは無害化するために脂肪を利用している)
というのは面白いですね。

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posted by ted at 16:23| Comment(0) | 糖質制限ダイエット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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