2015年12月21日

糖質の許容量と逆流性食道炎と

今日はコメント2件、いただいてます。

「こんにちは! ブログランクングより訪問しました ダイエットに焦る アンドと申します^^; やっぱり糖質制限はやった方が良いみたいですね 最近、食事の際のご飯(白米)の量を 半分にしてみました そして、糖質も5グラムでも 体に影響がでるんですね^^; 自分が摂取した糖質を1度数値措として 確認したほうが良さそうですね! 大変参考になる記事 ありがとうございました! 次回も楽しみにしております」

コメントありがとうございます。
ご飯を半分にするだけでは、空腹感が出ると思いますので
おかずの量を増やすのはいかがですか。

現在、標準体重になっていないか、健康上の問題がある人には
とりあえず糖質制限をしてみると、症状改善の可能性があるので
おすすめしています。

逆に、「糖質をたくさん摂っていても自分には何の問題もないんだ」
と言い張る人には、そうですかーと軽く説明するだけにしています。
どのような知識も、否定から入る人には意味がありませんから
学ぶ意欲のある患者さんに、時間をかけて説明しています。

糖質の許容量は、アルコールの許容量と同様に個人差が大きく
同じ食生活でも症状の出方に差があります。
特に、糖質の過剰摂取による問題は
年齢が上がるほど出やすいように思います。

糖質制限の結果、心身の問題がみられなくなったら
数値化してみる、摂取量をいろいろ変えてみる、など
試行錯誤して自分の許容範囲を探るのもいいかもしれません。

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「11月27日の記事でのコメントですみません。 糖質制限を始めてから2年になります。この11月初めから逆流性食道炎の症状が出始め、始めは糖質も取ってないしすぐ治ると思ってましたが、いつまでも悪いので、漢方薬とガスター10を処方され飲みました。 でもよくなりません。先生のこの記事を見つけて肉を食べましたが、無理だったみたいで、今は魚とトーフ少しの野菜でしのいでいます。 9年前にも同じ症状がありましたが、漢方薬で速やかに治りました。 糖質制限しているのに症状が出て困惑しています。 消化不良でもこの症状が出ると聞きますがそっちのほうでしょうか。 」

コメントありがとうございます。
こちらの記事についてですね。

上記の記事にも書いた通り、逆流性食道炎の原因は
食道と胃のつなぎ目の筋肉(下部食道括約筋)の筋力低下
と思われます。
薬剤の副作用により下部食道括約筋の弛緩が起きることも
ありますが、併用している薬はありませんか。

ガスター10もそうですが、胃酸の分泌を抑える薬剤は
対症療法にしかなりません。
タンパク質は胃酸により消化されるため、漫然と飲み続けていると
タンパク質の消化が不十分になる恐れがあります。

下部食道括約筋の筋力低下は、タンパク質の摂取不足もしくは
糖質の過剰摂取で起こると考えられますが、糖質制限を2年されている
ということでしたら、その点は考えにくいかもしれません。

ただ、糖質制限でも肉が食べられないようなら
タンパク質の吸収不足になることもありますが
血液検査の結果は、いかがでしたか。
総タンパクとアルブミンの数値が基準値内、かつ
アルブミン÷(総タンパクーアルブミン)=A/G比が2.0以上
であれば、タンパク質は十分と言えます。
不足しているようなら、卵はアミノ酸スコアが高くおすすめです。
このままで(ガスター10内服中:胃酸の分泌量が少ないままで)
改善を希望されるなら、胃酸を必要としない市販のアミノ酸パウダーも
併用するといいかもしれません。

また、魚と豆腐と少しの野菜ということでしたら
(動物性の)脂質不足も疑われます。
ニキビや肌荒れ、乾燥などの症状はありませんか。
肉がダメなようでしたら、バターはいかがでしょうか。
植物性油脂の代わりに、たっぷりと使ってください。

栄養医学的に逆流性食道炎を治療しようと思うと、上記のようになります。
西洋医学なら、対症療法としてPPIやH2ブロッカーの処方です。
また、腰が曲がっているなど姿勢が悪いと
逆流性食道炎の症状が出ることもあるので、整体などの先生なら
頸椎や胸椎のゆがみを治そうとするかもしれません。

治せない医師はいますが、治らない病気はありません。
あきらめず問題となっている点をひとつずつ改善して
完治につなげてください。

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posted by ted at 14:49| Comment(2) | 糖質制限 効果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先生
取り上げてお答え頂き本当にありがとうございます。
逆食は江部先生の所でも糖質を摂らないければ、速やかに治る。糖質制限している人で逆食の人は、見たことはないとのプログの記事。
では糖質制限している私は何なのかと内視鏡検査もしても
荒れてはいるけど、特に異常はありませんでした。
糖質制限をすれば全て快調の論調の中、途方に暮れていましたが、先生のタンパク質不足でもおきるとの記事に救われました。

私は還暦を迎えた女性で、境界型です。
健康診断で指摘された事は、今まで一度も無く健康と思っていましたが、体が重く調子が悪いし妊娠の時糖がプラスだったのを思い出し、負荷検査をしてわかった次第です。
元々野菜を食べないと健康になれないとの思い込みが染み付いていて、うちの野菜室はいつも満杯です。
1日350グラムが必要と洗脳されてます。
ですから糖質制限を始めてからも、野菜が多めでした。
またこの夏は海外に出ていて忙しく、1日一食っていう日もただあり、2.5キロも痩せて帰国しました。外での糖質制限は本当に難しいです。
ですからタンパク質不足は思い当たることばかりで、
原因が分かり安心致しました。
今は食べれないながら、先生のお教え通りの食材で頑張ってみます。ガスター10はどうしても辛い時だけにして漢方で治したいと思います。
来年、年初めに検診があるので、タンパク質分量見てみます。
長々と申し訳ありません。お礼と感謝を申し上げたくて。
また良くなりましたらご報告いたします。
Posted by m at 2015年12月22日 18:53
いつもためになる内容をありがとうございます。
私は4年前に胃がんで3分の2の胃切除をしました。それを機に色々自分でも調べ糖質制限やMEC食にたどりつきました。

なるべくたんぱく質を摂るようにしてきましたが、先生の今回の記事での計算式を見て自分の血液検査データーで計算してみました。
数日前のデータでは総蛋白7.5 アルブミン4.7なのでまだまだ足りませんね。
卵増やしてみます。

ただ、この1年間で貧血が改善したようで主治医が「サプリとか飲んだの?胃切除のあとは貧血が進む人が多いのに、すごいね!」と。
1年間でフェリチン7から40へ、血清鉄が30から238になりました。
でも血清鉄もあんまり高いのが続くのは良くないよと言われました。
どうなのでしょう??

今は、小学生の子供達にも甘い物は控えてもらい大好きなお肉をたくさん食べてもらっています。
今後の課題はアレルギーのある主人に甘いものを絶ってもらうことです。

これからも先生のブログ楽しみにしています。
Posted by えみ at 2015年12月24日 23:38
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