2015年12月29日

がんと慢性炎症

今日もコメントいただいてます。

「先生、いつもわかりやすい説明をありがとうございます。 今日の記事とは関係ないことですいませんが、炎症も癌と関係があるんでしょうか?わたしは若い頃から酒が好きで毎日のように飲んでいたら、とうとう慢性膵炎と診断されてしまいました・・・家内にも言われ酒は止めることができましたが、医者から、すい臓がんのリスクがあると言われてしまいました。慢性膵炎がいつか癌になるんじゃないかと気が気じゃありません。先生の言うとおり、糖質は控え炎症の治療のつもりでEPAを飲んでいます。なんとかこれで癌にならずにすむでしょうか??」

コメントありがとうございます。
確かに慢性膵炎は、すい臓がんのリスクとなります。

これに限らず、例えば逆流性食道炎は食道がんの
C型肝炎は肝臓がんの、潰瘍性大腸炎・クローン病は大腸がんの
リスクがあるといわれております。
はっきりと解明されてはいませんが、がんと慢性炎症は
共通点もあり、何らかの関連があると考えられます。

そもそも、炎症というものは発赤・熱感・腫脹・疼痛を特徴とする
正常な免疫反応です。(基本的なことですが、重要な特徴らしく
わたしの大学の病理学の試験では、毎年出題されていました。)
身体が免疫反応を起こしたい部分の血管を拡張し、血流を増加させることで
免疫系の細胞がスムーズに働けるようにしています。
血流を増加させるので赤くなって(発赤)温かくなる(熱感)
血管を拡張させるので腫れて(腫脹)神経が刺激される(疼痛)
ということです。

がんは、炎症性サイトカインといわれる物質を放出し
炎症を誘発している、といわれます。

周囲の血流を増加させ、自身の増殖に必要な栄養(主にブドウ糖)
を集めるため、と考えられますが、血流を増加させると
免疫系の細胞も集まってくるため、がんにとっては損にもなると思いますが
糖質を過剰摂取していると流れ込む糖質量が多くなり
増殖できる速度が上がり、メリットの方が大きい
ということですね。

糖質制限をしていると、流れ込む糖質量が減るため
がんにとってのメリットは小さくなります。

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炎症自体は重要な免疫反応なので、無理に止めるのではなく
まずはその原因を取り除くことが重要です。
糖質やアルコール、食品添加物や化粧品などに含まれる化学物質などは
炎症を引き起こす原因となります。

その後も炎症が続くようであれば、脂質のバランスが悪い可能性があります。
オメガ6系の脂肪酸は炎症を促進し、オメガ3系は抑制します。
その比率は1:1ほどが良いといわれていますが、サラダ油などを使っていると
容易にオメガ6系脂肪酸過剰になってしまいます。

そこでわたしはここでも紹介したEPA/DHA
をおすすめしています。

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EPA/DHAなどのオメガ3系脂肪酸は、炎症を抑制するだけでなく
がん細胞の増殖を抑制する効果がある、といわれていますので
人体実験の意味で(笑)わたしは毎日内服しています。

確実かどうかはわかりませんが
糖質制限とオメガ3系脂肪酸の積極的な摂取は
がんの予防と治療を助ける効果がある
と考えています。

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ラベル:がん 炎症 EPA
posted by ted at 12:53| Comment(0) | 糖質制限 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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