2016年01月13日

脂っこいものは身体に悪い?

世間一般には、脂っこいものは身体に悪い
という考えがあります。

完全に間違いとも言えませんが、正しいとも言えないので
そう言っている人を見ると、微妙な表情をしてしまいます(笑)。

まず、純粋な肉の脂については、いくら食べても問題ないと考えます。
ヒトの体脂肪もそうですが、肉の脂も飽和脂肪酸で構成されており
食事から摂取した場合、体内で問題を起こすことはないと思います。

肉の脂が問題となるのは、その家畜の育て方によります。
飼料として与えられるのは、安価な遺伝子組み換えのトウモロコシなどが
多いようです。(発がん性が指摘されています)
また、抗生物質や(日本ではあまり使用されない)ホルモン剤などは
脂の中に溶け込み残留する可能性があるため
できるだけ自然に近い形で育てられた肉であれば、身体に良い
といえます。

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バターも飽和脂肪酸で、育て方が問題となります。

また魚の油は、オメガ3系の脂肪酸で、体内では炎症を抑制する働きがあります。
これも、それ単体では身体に良いものですが
養殖の魚だと肉の脂同様の問題があります。

そして、植物性の、いわゆる油についてですが
基本的には、身体にあまり良くないものと考えています。
べにばな油やサラダ油などはオメガ6系の脂肪酸で
体内では炎症を促進する方向に働きます。

オメガ3系とオメガ6系は、体内で炎症反応のバランスを取っていて
オメガ6系脂肪酸も、身体にとっては必要なものですが
現代人は、オメガ6系脂肪酸が過剰摂取になりがちなので
身体に悪いと表現しています。

オリーブオイルは、オメガ9系の脂肪酸で炎症には関与せず
逆に動脈硬化の予防効果が指摘されています。
ただ、出回っているものの多くが粗悪品とも言われているので
安いものは信用しない方が無難かと思います。
といって、高ければ安心と言うわけでもないので
少なくとも遮光のビンに入ったものを選ぶ方がいいです。

植物性の油で、オメガ3系脂肪酸を多く含むのは
えごま油、亜麻仁油などですが、加熱により酸化しやすい
というデメリットがあります。

ごま油や米油は、オメガ6系とオメガ9系を半々で含んでいる
といわれ、比較的加熱に強いといわれます。

以上より、わたしは肉や魚は国産で、天然もしくは
自然に近い育て方をしているものを選び
加熱が必要な料理には、バターやオリーブオイルを使い
(余計な香りをつけたくなければ、米油)
加熱しないもの(ドレッシングを自作など)には、えごま油や亜麻仁油
揚げ物などは、米油がいいと考えています。

そして、脂っこいものが身体に悪いというよりも
身体に悪い油もある、という風に考えています。

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posted by ted at 17:06| Comment(1) | 糖質制限 レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。先生のブログは大変興味深くいつも勉強になります。ありがとうございます。
不躾ながら質問をさせてください。
先生のおっしゃられる油の使い方は理想的だと思いました。少し米油が気になりました。紅花油や向日葵油にはハイオレイック種といったものがありオリーブオイルに似た組成のようです。こういった油を米油と置き換えるとさらに良いのではと思ったのですが何かデメリットはあるのでしょうか? またハイオレイック種の油についてお考えがありましたらお願いします。
よろしくお願いします。
Posted by たけ at 2016年01月21日 05:14
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