2016年02月07日

鉄を補充してはいけない?

現在の一般的な日本の食生活を続けていると
9割以上の女性が鉄欠乏になるといわれています。
実際、わたしの外来を受診した方の場合
ほぼ100%に鉄欠乏がみられています。

何らかの不調があり受診されているので
データの集め方に偏りはありますが
ある程度、一般にいえる傾向ではないかと思います。

原因としては、動物性食品の摂取不足
つまり糖質過多もしくは野菜過多が考えられ
さらに女性の場合、月経による出血もあります。

鉄欠乏になると、貧血はもちろん
生理痛や冷え症、疲れやすいなどの症状が現れやすく
むずむず脚症候群の原因のひとつともいわれています。
また、精神症状としてイライラや不安、過呼吸なども
みられるため、精神科でパニック障害と誤診される例も
あるようです。

そのため医学的には、鉄欠乏に対して鉄剤投与といった
対処法がとられますが、栄養医学的な観点から
安易な鉄剤投与は良くない、という意見もあります。

理由としては、鉄の投与により感染症のリスクが上がる
ということもあるようです。

鉄などのミネラルは、生物にとって必要不可欠なもので
細菌なども繁殖に利用しています。
例えば、歯周病菌はヒトの歯ぐきから出血させ、赤血球から
鉄を奪うことで、自身の繁殖に利用しているそうです。

ヒトの体内に鉄が不足している状態というのは
細菌にとっても繁殖しにくい環境になっている
ということです。
そして、鉄不足をもたらしている動物性食品不足
(糖質過多もしくは野菜過多)な食生活では
免疫力が低下しているため、鉄剤の投与のみでは
細菌による感染症のリスクが上昇してしまう
ということです。

そのため、わたしは、まずは糖質制限を実践していただき
ある程度、栄養状態(免疫力)が改善してから
鉄剤投与を考慮するようにしています。
上記のようなリスクを回避するためと
できるだけ薬剤は使わずに治療するためです。
(鉄剤程度であれば、まず問題はないと思いますが
保険制度上も薬を出さずに済むなら、それが一番です)

このブログで、身体の不調を自覚している方に
まずは糖質制限をお勧めしているのも、このためです。

世の中の多くの方が、病院や薬剤を使用せずに
健康で心地よい生活を送れることを願っています。

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posted by ted at 17:58| Comment(0) | 糖質制限 効果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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