2016年02月16日

風邪を引きにくくなる理由

糖質制限をしている人から、風邪を引きにくくなったなどの
免疫力の向上を報告されることは、よくあります。

これは糖質制限による血糖値の安定という面で
説明することができます。

いわゆる「普通の食生活」を送っていると
甘いものや炭水化物の過剰摂取により血糖値が急上昇し
それに反応して身体は血糖値を下げるホルモンである
インスリンを大量に放出します。

その結果、血糖値は下がり過ぎてしまい
一時的に低血糖となります。
今度は、血糖値を上げるためのホルモンである
グルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどが
放出され、やっと血糖値は安定します。

血糖値を上げるホルモンの中心は
グルカゴン、アドレナリンですが
甘いものなど精製度の高い糖質の摂取は
特に低血糖になりやすく、極度の低血糖では
コルチゾールも放出されます。

コルチゾールは、ステロイドホルモンであり
血糖値を上げる以外にも
免疫を抑制する働きがあります。
(膠原病などの自己免疫性疾患で使用される
ステロイド剤と、ほぼ同じものです)
血糖値は上がりますが、結果的に細胞性免疫、液性免疫
ともに低下します。

コルチゾールはストレスホルモンともいわれ
身体的・精神的なストレスがかかったときに放出され
免疫力を犠牲に血糖値を上げる
いわば非常手段としてのホルモンです。

糖質制限を行っていると、血糖値は
100mg/dl前後(人によっては80mg/dl前後)
で安定します。

血糖値が基準値〜低めで推移するため
グルカゴンが、ゆるやかに放出されることはあっても
コルチゾールが放出されるほどの緊急事態には
めったになりません。
(ストレスによる反応性の放出はありえます。)

また、低血糖に対して血糖値を上げようとする際は
交感神経系が優位となりますが
交感神経系優位は、副交感神経系優位に対して
マクロファージやNK細胞などの細胞性免疫が
相対的に活性が低下しています。

「普通の食生活」では、食後・間食後数時間で
血糖値の下がり過ぎ→交感神経系優位となってしまうため
相対的に細胞性免疫が低下するということです。

糖質制限であれば、血糖値が下がり過ぎることは
ほとんどないため、副交感神経系優位になりやすく
免疫系を高く保てます。
(ストレスを感じやすい性格の人は
交感神経系優位になりやすいので注意が必要です。)

糖質制限により免疫力が高まる、というよりも
糖質過多な食生活により低下していた免疫力が
本来の水準に戻る、といった方がいいかもしれません。

ヒト本来の食生活に近づけることで
ヒトが本来持っている能力を発揮できるようになる
ということです。

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posted by ted at 11:47| Comment(0) | 糖質制限 ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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