2016年03月21日

がんは身体を守っている?

タンパク質や脂質は
摂り過ぎが問題になることは、ほとんどなく
糖質は、摂り過ぎると
ほとんどが体脂肪に変わる、ということは
以前の記事でもご紹介しました。

数百万年に及ぶ、人類の長い歴史上
タンパク質や脂質は摂り過ぎることがあったため
ヒトには、自然に摂取量を調整する機能が備わっており
摂り過ぎて体調を崩すということは、ほぼありません。
むしろ、タンパク質や動物性脂肪を
大量に摂取できる環境下で
身体が必要な量に調整する
というのが標準仕様だったわけです。

しかし、糖質については、現代のように
「分解・吸収されやすい形の」糖質が
「簡単に手に入る」ことは、これまでになかったため
自然な形で摂取量を調整する方法がありません。

糖質は、必要以上に存在すると
タンパク質を変性し、身体に害を及ぼすため
身体は、仕方なくブドウ糖を動物性脂肪という
無害な形に変えて、体脂肪として蓄積しますが
これも続くと、運動能力の低下として
身体に害を及ぼします。

そのため人によっては、有り余った糖質を
別の形で処理しようとします。

例えば、腎臓でのブドウ糖の再吸収を抑制し
尿として排出します。
これは不自然な状態であり、医学的には
糖尿病といわれます。

さらに、糖質の過剰摂取が続くと
酸素も必要とせず、ブドウ糖を大量に消費しつつ
ほぼ永久に増殖し続ける細胞を作り出します。
これも不自然な状態であり、医学的には
がんといわれます。

がん細胞は、宿主であるヒトが過剰に摂取した糖質を
文句も言わず(笑)ひたすら消費し、増殖します。
この様子は、PETという検査により
画像的に確認できます。

糖尿病にしても、がんにしても
発病する原因は、他にもあると思いますが
少なくとも糖質を過剰摂取しているヒトにとって
糖尿病やがんが、糖質からヒトの身体を守るシステム
として機能している、といえます。

しかし、そういったシステムを
非常手段として用いたところで
糖質の過剰摂取が収まらなければ
ヒト本体が倒れるのも時間の問題
となります。

また、そういった非常手段を用いてから
食事を、ヒトにとっての標準である
糖質制限に戻したところで、どこまで
身体の機能が戻るかは分かりません。

重要なのは、非常手段を用いることのないよう
普段から、食事をヒトにとって負担の少ない
糖質制限にすることだと思います。

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ラベル:がん 糖尿病 糖質
posted by ted at 21:21| Comment(0) | 糖質制限 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

糖質制限の現状

今日もコメントをご紹介していきます。

「先生のお考えはよくわかりました。しかし結局のところ食事は個別要素があまりに多く(腸内細菌、実際食べたもののバランス、遺伝的要素、加工食品による影響など)、まずもって正確な判断を下すのはまだまだ難しい段階だと思います。 動物たんぱくでがんに罹患しやすいなども決してあなどれません。 先生がこのままずっと、先生が掲げる食事方針で生活されてもある程度の結果が得られるまでには長い年月が必要と思われます。 糖質制限という言葉が極端な糖質0食生活を連想させることが現状にあるのが問題だと私は考えています。 もう少し違った表現で先生の言われる糖質制限も広まっていけばもっと賛同を得られるかもしれません。」

コメントありがとうございます。
この記事に対するお返事です。

おっしゃる通り「食事は個別要素があまりに多く…」
というのは、まさにその通りです。
わたしは完璧な食事法はない、と考えています。
そのため、このブログでも
糖質過多な食生活で体調不良を感じているなら
まずは糖質制限を試してみてください
という形でお勧めしています。

体調が改善する点も改善しない点もあると思いますが
そこからさらに考えて、より良い食事の形を探ってもらえたら
と考えています。そのとき土台として残してもらいたいのは
甘いものを一切摂らない・動物性食品を重視する
ということです。

明らかに身体に悪いものを摂取せず
十分な栄養が補給できるので
他の食事法を土台とするよりも、楽に生活できると思います。

「動物たんぱくでがんに罹患しやすい」というのは
チャイナスタディなどの研究を元におっしゃられている
のかもしれませんが、動物性食品は飼育された環境に
安全性が大きく左右されます。

ジビエやグラスフェッドビーフなどの汚染度の低い
動物性食品でも、がんに罹患しやすくなる、という研究は
わたしの知る限り存在しません。

わたしも「糖質制限という言葉が
極端な糖質0食生活を連想させることが現状にあるのが問題」
と考えています。

注目を集めるため、タイトルに「糖質制限」と入れていますが(笑)
わたしが実際に勧めているのは、いわゆる先住民食、断糖肉食
もしくはMEC食といわれるものです。

現在は、糖質制限を勧める側も批判する側も
主食の量を少し減らす、ゆるやかな糖質制限(ロカボ)から
糖質0にしようとする、厳格な糖質制限まで
一緒になってしまっているので
安全性についての議論が混乱していますが
少なくともロカボ〜先住民食程度の糖質制限であれば
人類の歴史的に、もしくは現在の先住民の健康状態から
安全であることが推測できます。

はっきりとした記録として残るものが揃って
「ある程度の結果が得られるまでには長い年月が必要」
かもしれませんが、今の時点で困っている人を救うためには
結果が出るまで待っていられません。

ある程度、見切り発車かもしれませんし
糖質制限は絶対ではありませんが
体調改善のための手段のひとつ、可能性のひとつ
と考えてもらえれば、と思います。

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posted by ted at 14:53| Comment(0) | 糖質制限 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月02日

動物性食品が苦手なのは

今日もコメントから
昨日ご紹介できなかった方です。

「初めまして。 糖質制限食に関心を持ち、数冊の本を読みました。でも、なかなか実行せずにおりましたが、ひと月程前に先生のブログに出会い、それを機に自己流で糖質制限食を始めました。 今日の記事で、動物性のタンパク質や脂肪を摂ることが大事ということなのですが、私はもともと肉や魚があまり好きではありません。その分、大豆製品をたくさん食べるようにしていますが、それではだめでしょうか。 幸いに、糖質を制限するのは苦ではありません。糖質制限に関心を持ったのは、3年前に乳がんになり、術後の再発を防ぎたいことと、精神的にもっと意欲的になりたいからです。なんとなく不調がちで、物事に対する意欲が湧きません。 一般的なガンの食事療法は、動物性食品を控えることに重点が置かれていますが、肉や乳製品、魚を制限することも苦ではありませんでした。大量の野菜と果物、大豆製品と主食というガン治療食を3年間続けて、栄養解析という血液検査を受けたら、「顕著な栄養障害が見受けられる。」という結果が出ました。 糖質制限食もガン治療食も、割と楽に出来るのですが、動物性食品を摂取するのが少し辛いです。どうしたら良いでしょうか。肉は鶏のムネ肉、ササミなら割と美味しく食べられます。他の肉も絶対にダメということはありませんが苦手です。食後に気持ちが悪くなることが多いです。 お忙しいのに申し訳ありません。もしよろしければお教えくださいませ。」

コメントありがとうございます。

以前ご紹介した方もそうでしたが
「野菜と果物、大豆製品と主食」という
植物性食品主体の食生活では、栄養障害を起こしやすく
特に、タンパク質と鉄(調べれば亜鉛なども)欠乏が
よくみられます。

「意欲が湧きません」というのも
そういった栄養障害が影響している可能性があります。

意欲に関与する神経伝達物質は
セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンですが
その材料となるのがトリプトファンなどのアミノ酸なので
タンパク質の摂取不足により
意欲低下が引き起こされることがあります。

また、上記の神経伝達物質は
トリプトファンやチロシンなどのアミノ酸から
生合成されますが、その生合成反応の触媒として
重要なのが鉄であるため、鉄不足によっても
意欲低下が起こりえます。

脂身の多い肉を食べると、食後に気持ち悪くなる
ということでしたら、化学物質等に対する感受性が
非常に強い可能性があります。

現代の畜産においては、飼料として
遺伝子組み換え作物が使用されていたり
抗生物質や、海外ではホルモン剤なども使用されており
そういった物質の中で脂溶性の有害物質は、主に
家畜の体脂肪に蓄積するといわれています。

牛や豚などの体の大きな家畜ほど
有害物質は濃縮されているため
不快感が現れやすいのかもしれません。

鶏肉でしのぐ、というのも一つの手ではありますが
さすがに飽きてしまうので、ときに
化学物質汚染の少ないエゾシカや猪などのジビエや
グラスフェッドビーフ(穀物ではなく牧草で育てた牛)
などを試してみてはいかがでしょうか。

少し高価ですが、最近ではネット販売も多くあります。
「普通の肉はダメだけど、ジビエは食べられる」
という方も実際にいます。

魚介類においても同様なので
鮮度の良い、天然の小魚であれば
美味しく食べられるかもしれません。

できるだけ自然のもので改善していくのが良い
と思いますが、すぐに結果がほしい場合や
経済的にちょっと難しい場合は
プロテインパウダーや鉄のサプリ等で
必要な栄養を補う方法もあります。

植物性食品だけで健康を維持できる人も
いるようですが、ほとんどの人は動物性食品なしでは
栄養障害・体調不良を引き起こします。
少しずつでもよいので摂取するよう意識された方が良い
と思います。

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posted by ted at 14:49| Comment(1) | 糖質制限 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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