2015年12月25日

がんの手術後に糖質制限

今回も、コメントを2件いただいております。
ブログを書く励みになります。いつもありがとうございます。

「いつもためになる内容をありがとうございます。 私は4年前に胃がんで3分の2の胃切除をしました。それを機に色々自分でも調べ糖質制限やMEC食にたどりつきました。 なるべくたんぱく質を摂るようにしてきましたが、先生の今回の記事での計算式を見て自分の血液検査データーで計算してみました。 数日前のデータでは総蛋白7.5 アルブミン4.7なのでまだまだ足りませんね。 卵増やしてみます。 ただ、この1年間で貧血が改善したようで主治医が「サプリとか飲んだの?胃切除のあとは貧血が進む人が多いのに、すごいね!」と。 1年間でフェリチン7から40へ、血清鉄が30から238になりました。 でも血清鉄もあんまり高いのが続くのは良くないよと言われました。 どうなのでしょう?? 今は、小学生の子供達にも甘い物は控えてもらい大好きなお肉をたくさん食べてもらっています。 今後の課題はアレルギーのある主人に甘いものを絶ってもらうことです。 これからも先生のブログ楽しみにしています。」

コメントありがとうございます。
こちらの記事でお伝えしたA/G比の理想値についてですね。
あくまで理想値なので、「そうでないといけない」というわけでは
ありません。参考程度と思ってくださってかまいません。

どのような検査でもそうですが
「理想値でなければ必ず病気になる」とか
「理想値であれば絶対に病気にならない」
というわけではありません。

検査は、何か身体の不調があったときに
その原因を探るためのヒントになるもの
という程度の意味しかありません。
タンパク質不足の症状がなければ
神経質になる必要はありません。

とはいえ、フェリチンの数値が上昇したのは
よかったですね。
動物性食品に含まれるヘム鉄は
植物性食品に含まれる非ヘム鉄よりも
吸収効率が良いので、糖質制限により
動物性食品の摂取量が増えると、貧血も改善することが多いです。

血清鉄については、その数値であれば
心配する必要はないかと思います。
血液中の鉄(血清鉄)は、適宜フェリチン(貯蔵鉄)として
蓄えられていきますが、たまたま食事内容に鉄分が多く含まれていれば
そのときの採血で、瞬間的に血清鉄が高値であっても不思議ではありません。

というよりも、血清鉄が高値だからこそ
余った分を貯蔵に回し、フェリチンが上昇するわけです。
収入が多くないと貯金はできない、ということです。

フェリチンが400以上にもなれば心配ですが
食事やサプリによる摂取であれば
そこまで上昇することは、まずないと思います。

栄養のある食事が得られて、子ども達はしあわせですね。
旦那さんは…まあ大人ですから(笑)少しずつ理解してもらいましょう。
人によりけりなので、アレルギーが治るかどうかわかりませんが
少なくとも悪い影響は与えないでしょう。

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続いて、実名っぽいのでコメント保留中の方。
「先生の本当にわかりやすいブログに触発され、私もブログを書こうと思います。 ぜひたくさんの人に、糖質制限で(というより、タンパク質、脂肪強化食?という感じも)クローン病が寛解を維持出来ることを知ってほしいです。」

コメントありがとうございます。
ぜひお願いします!楽しみにしていますね。

重要なのは、あくまで個人の体験として書くことです。
良くなる人は多いかもしれませんが、良くならない人は必ずいる
という前提で書く方が安全です。
宗教じみた勧誘(脅迫?)のようになっている人もいるので(笑)
気をつけてください。

糖質制限のメリットは広く知られるようになりましたが
ガイドラインで推奨されている治療法というわけではなく
ただの食事法ですから。

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posted by ted at 16:19| Comment(0) | 糖質制限 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月24日

がんの予防・治療として

がんの予防・治療として、糖質制限は有効であると
思われます。

がんが好む(増殖しやすい)環境として
1.高血糖 2.低酸素 3.低体温
があります。

1.については明らかで、がんの転移などを調べるFDG-PET検査では
がんの存在する部位が、盛んにブドウ糖を取り込んでいることが
画像で確認できます。

がんは、主に解糖系をエネルギー産生経路として利用している
と考えられ、ブドウ糖の要求量は多いですが酸素を必要としません。

そのため、2.の環境下では、他の組織(免疫系など)が働きにくく
逆に、がんは盛んに増殖できてしまいます。

また、健康な人であっても、がん細胞が1日に5,000個は生まれている
といわれます。通常、それらは免疫によって排除されているわけですが
3.の環境下(体温が35℃台など)では、免疫系(NK細胞など)がうまく働かず
がんが発生・増殖しやすくなります。

それらを防ぐために、糖質制限が有効である可能性が高い
とわたしは考えています。

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まず、糖質制限を行うことにより
血糖値は100mg/dl(人により80〜90)程度で安定します。
高血糖となることが、ほぼなくなるため、がんのエネルギー源を
減少させることができる、と考えられます。(1.の改善)
がんを兵糧攻めにすることができるわけです。

また、糖質の摂取量の減少は
全身の血管のAGE(終末糖化産物)化・炎症を抑制します。
血管の慢性炎症を防げるため、動脈硬化になりにくく
血流にのった酸素が、全身の隅々まで行き渡ります。(2.の改善)

さらに、糖質制限では糖質の摂取量を減らし
タンパク質・脂質の摂取量を増加させるので
筋肉量の維持・向上が期待できます。
動物性タンパク質の摂取により、鉄の吸収も良くなります。
結果的に、低体温・冷え症の改善となります。(3.の改善)

糖質制限により、がんが増殖しにくく免疫系が活発に働ける環境を
作り出すことができる、ということです。
わたしは、糖質制限は、がんの予防効果が高く
また治療の補助にもなる、と考えています。

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ラベル:がん 予防 治療
posted by ted at 13:08| Comment(0) | 糖質制限 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月22日

糖質が必要だとしたら、それは…?

基本的に、わたしは知人であっても患者さんであっても
糖質制限を推奨しています。

それは、これまで糖質制限によって
状態の良くなった患者さんを診てきているからであり
また、糖質の過剰摂取後に
状態の悪くなった患者さんを診ているからですが
だからといって全ての身体の不調の原因が糖質であるとは
思っていませんし、糖質を必要とする場面もあるのではないか
と考えることもあります。

あくまでも目的は、目の前の患者さんの治療ですから
可能性の高い糖質制限を、ひとまず推奨しますが
それに固執することはありません。

現代社会においては容易に糖質過剰になってしまう点と
糖質過剰が原因となっている身体の不調が存在する点
この2点だけで、まずは糖質制限を選択するのが適切である
と考えています。

その後は、本人がどれだけ自制できるか(甘いもの依存からの離脱含め)
や経済的な事情、血液検査結果なども診ながら
治療を進めていきます。

治療上必要な知識は全て持っておきたいと思いますし
治療の選択肢を狭めないよう、考えの柔軟さも失わずにいたいと
考えています。
そのため、糖質の必要性や糖質制限の危険性などについて
考えることもあります。

まず糖質のメリットは、その保存性の高さです。
肉や魚も干したり、燻製にするなど手段はありますが
手間がかかります。
米や小麦などは非常食として優秀です。
体内に体脂肪という形でも蓄積できます。
(脂質は大量に摂取しても必要以上には身につきません)

つまり、糖質は食料が容易に手に入らない状況において
必要性を実感することになります。
糖質制限は現代だから実現できる贅沢な食事法だ、ともいえます。

次に、急速に成長するがん細胞が盛んにブドウ糖を取り込むことからも
分かる通り、糖質は急速な成長に利用できると思われます。

高校生ぐらいまでは、ごはん(白米)の摂取量が多くても
大きな問題になることはありません。
(砂糖・果糖ブドウ糖液糖などの人工甘味料は問題となる)
家畜を短期間で太らせるのにも、穀物が使われます。

大人になってからも糖質の過剰摂取が続くと、余った糖質を
体脂肪の形で蓄えたり(肥満)、尿の形で排出したり(糖尿病)
増殖しながら消費する組織(がん)を作り出したりするわけです。

現時点では、糖質は非常食として
また体を大きくしたい場合の補助食として有用ではないか
と考えています。

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「先生こんばんは、いつも勉強になるブログをありがとうございます。 甘いものがそんなに体に悪いなんて最初は信じられませんでした。でも、糖質制限を始めて1ヶ月で入らなくなってたワンピースが入るようになり、何より肌がつるつるになったのが嬉しいです(*^^*) それと先生に教えていただいた化粧品のお試し品がすごくよかったので本商品も使っています♪ 本商品を使い始めてわかったんですが、私は敏感肌だったみたいです…今まで肌がカサついたり荒れるのはストレスのせいかと思ってましたが化粧品のせいだったんですね⁉ちょっとしか入っていない添加物が、こんなに悪さをしているなんて思いもしませんでした。本当に感謝です! 化粧のノリが悪いのも年のせいかとあきらめてましたが添加物のせいだったのかも…と思っています。 先生の言うように、私達が選ぶことで良い商品を作る会社がもっと増えていけばいいですね。」

コメントありがとうございます。
甘いものは身体に悪い、これには自信があります。
炭水化物も控えた方が良いですが、0である必要はない
と考えています。

こちらでご紹介した化粧品ですね。
妻も使っていますが、好評です。

無添加でこれだけのものを作るのは
かなりの苦労だったと思います。
思わず応援したくなりましたし、こういう会社がもっと増えれば
と思いました。

試したことのない方は、是非使ってみてください。
身体に取り入れられる悪いものが、少しでも減れば
と思います。

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ラベル:糖質 非常食 がん
posted by ted at 15:49| Comment(0) | 糖質制限 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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