2016年10月29日

糖質制限で認知症予防

糖尿病と認知症の合併率は
非常に高いことで知られています。

つまり、長く糖尿病を患っている人は
認知症を発症するリスクが高く
逆に、認知症で病院を受診した人が
検査の結果、糖尿病もあった
ということは珍しくありません。

糖尿病を患っている状態であれば
高血糖、高インスリン状態となっています。
(T型の場合も、病院での治療を続けると
医原性の高インスリン状態となります。)

血糖値が高いので
血糖値を下げるホルモンのインスリン量も多い
ということです。

この高血糖、高インスリン状態が
認知症のリスクを上昇させると考えられます。


現在、認知症の原因は

1.AGE(終末糖化産物)の蓄積
2.アミロイドβの沈着

の主に2つが考えられています。

AGEは、タンパク質が糖により変性した物質で
年齢とともに増加していきます。
高血糖であれば、体内の多くのタンパク質が
糖化(変性)し、AGEとなります。

また、アミロイドβは、通常
インスリン分解酵素により分解されていますが
高インスリン状態であると、インスリン分解酵素が
アミロイドβの分解ができず、沈着します。

上記の理由により
高血糖、高インスリン状態は
認知症のリスクを高めると思われます。

逆に糖質制限で、普段の血糖値を低く保ち
結果的に、低インスリン状態でいられることは
認知症の予防になると考えられます。

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2016年02月09日

中鎖脂肪酸の使い方

中鎖脂肪酸について、一般に知られるようになり
外来でも、患者さんから聞かれることが多くなりました。

中鎖脂肪酸が豊富な食材としては
ココナッツオイルやMCTオイルがありますが
こちらの記事にもある通り、たまにならともかく若い方が
ココナッツオイルを長期にわたって摂取し続けるのは
あまりお勧めしません。

しかし、ある程度以上の年齢の方に限っていえば
デメリットよりもメリットの方が大きいように思います。

特に、認知症の方でココナッツオイルなどの
中鎖脂肪酸の摂取により認知機能が改善した
という報告は、いくつもあります。

中鎖脂肪酸は、吸収された後、肝臓で代謝され
ケトン体となり、体内でエネルギー源として使用されます。
このケトン体を、脳がエネルギー源として使用することで
認知機能が改善するものと思われます。

認知症の患者さんでは、SPECTという検査でも分かる通り
脳へのブドウ糖の取り込みが低下しています。
脳の萎縮により、そのように見える部分もありますが
神経細胞が残っている部分でも取り込みが低下している
ことがあるため、脳の萎縮に加え、エネルギー不足の結果
認知機能が低化していると考えられます。

そのような部位において、ケトン体がエネルギー不足を解消し
認知機能が改善するものと思われます。
残念ながら、脳が萎縮している程度によっては
あまり効果を示さないかもしれませんが
効果を示した例では、ココナッツオイルを
1日大さじ2杯ぐらいまで、少しずつ増量したようです。

認知症の原因は、いくつか考えられていますが
そのうちの一つに、糖化したタンパク質(AGE)の沈着
というものがあります。つまり、糖質の過剰摂取により
認知症になる可能性がある、ということです。

認知症の患者さんにおいて、神経細胞が残っている
にも関わらず、ブドウ糖の取り込みが低下している
というのは、神経細胞がブドウ糖を拒絶している状態
といえます。

ヒトは進化の歴史からいって、少なくとも数十万年は
現在のような糖質過剰ではなかったため
脳の本来のエネルギー源は、ケトン体であるといえます。

ココナッツオイルを摂取することは
「糖質過剰の際、体内からブドウ糖を減らすために
仕方なくブドウ糖を利用していた脳に
本来必要としていたケトン体を、すみやかに供給できる」
というメリットがあります。

若い方は慌てる必要はないので、糖質制限(バターなど)で
ケトン体を供給するのが良いと思います。
ココナッツオイルなどを使用するにしても
短期間に留める方が無難であると考えます。

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posted by ted at 11:15| Comment(0) | 糖質制限 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月08日

認知症を予防するには

認知症の原因については様々なものが挙げられますが
近年の研究で有力なものとされるのは、以下の二つです。

1.AGE(終末糖化産物)の沈着
2.アミロイドβの沈着

これ以外にも、脳出血・脳梗塞、薬剤の副作用、違法薬物依存、アルミニウム
などがあります。
直接の原因でなくとも、飲酒、喫煙、糖尿病、うつ病などは
リスク因子とされており、当てはまる人は認知症になる恐れが高い
ということです。

認知症を予防したい場合は、原因を取り除けばいいわけですが
現時点で原因が特定されているわけではなく、また複数の因子による
総合的な結果に過ぎない可能性もあることから
原因と思われるものは、可能な限りすべて排除する
という考え方が、認知症予防では重要になります。

薬剤や違法薬物、酒、たばこは避けることができます。
また、アルミ製の食器や缶も使用を控え
水道水中のアルミニウムは浄水器で防げます。

そして、糖質制限により
主要なAGEとアミロイドβの産生を抑えることができ
脳出血・脳梗塞、糖尿病、うつ病のリスクも低下させる
ことができます。

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AGEについてはこちら
アミロイドβについてはこちら
にそれぞれある通り、どちらの物質も糖質の摂取により
過剰に産生されてしまいます。

糖質制限により、AGEの産生を抑制し
アミロイドβを速やかに分解できるようになるため
認知症の予防になると考えられます。

ただ、以上の研究は認知症になった人を
後に観察した結果でしかないため、交絡因子を見落としている
可能性は否定できません。

医学は常に発展途上であり、10年前20年前の常識が
あっさりひっくり返ることもよくあります。

糖質制限も、現時点では理解できる人は少ないかもしれませんが
わたし自身も、もっと知見を広め、多くの人に伝えていきたいと
思います。

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posted by ted at 13:46| Comment(2) | 糖質制限 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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