2016年01月20日

2歳までの子どもに

今回もコメントから。

「いつも読ませてもらっています。質問があるのですが、野菜と果物の栄養は細胞壁に囲まれていて人間はその栄養を殆ど吸収できないと書いているんですが本当でしょうか?」

コメントありがとうございます。
「人間はその栄養を殆ど吸収できない」
というのは、少し言い過ぎのように思います。

確かに植物の細胞は、細胞壁に囲まれており
ヒトがその主成分であるセルロースを
分解することはできません。
そのため、動物性食品に比べると
植物性食品からの栄養摂取は困難である
といえます。

しかし、野菜など繊維質なものは
食事の際に、たいてい良く噛んで食べますから
物理的に、多少は細胞壁が破壊されます。

そして、それ以上に有用なのが腸内細菌です。

こちらの記事でもお伝えした通り
植物性食品だけでも、しっかりと栄養吸収ができている
と思われる人たちがいます。

そういう人たちは、2歳までの間に
植物の細胞壁(セルロース)を分解できる細菌を
腸内細菌として、体内に住まわせている割合が高い
と考えられます。

ヒトと同様に草食動物も
自分で植物を消化できるわけではありません。
腸内細菌に分解してもらって吸収しているので
ヒトが、玄米菜食で十分な栄養を得るためには
腸内細菌の活用が必要と考えられます。

肉や魚だけでなく、野菜などの植物性食品からも
十分な栄養を吸収するためには、子どもの頃から
自然の中でしっかりと土に触れ、豊かな腸内細菌叢を
形成していることが重要です。

同じような食生活をしていても、人によって結果が違うのは
それぞれの腸内細菌の割合が影響していると
わたしは考えています。

〇か×かではなく、数百種類もの腸内細菌の分布が
ヒトの栄養吸収における個性をグラデーションのように
変化させている、ということです。

話は変わりますが、今日のお昼に
いいことを聞いたので、シェアしますね。

うちの医局には、女性の先生が何人かいるんですが
そのうちの一人が、今4人目を妊娠しています。
やはり妊婦さんなので、食事には気を遣っているそうですが
最初は飲み物にも困っていたそうです。

紅茶や緑茶のカフェインは気になるけど
みんなとしゃべっていて、自分だけ水っていうのも…
と探していたら、このオーガニックハーブティー
を見つけたそうです。
それ以来、妊娠中でなくても飲むようになったそうです。

聞いたことのない会社でしたが、よく見ると
原材料からきちんと管理していて信頼できそうです。

こういう会社がもっと増えればいいかなと思い
妻用に妊活ブレンドと、わたし用にたんぽぽコーヒー
を注文しました。
(コーヒーは、ついつい飲んでしまうので…w)
届くのが少し楽しみです。

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posted by ted at 14:49| Comment(0) | 糖質制限 妊娠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月03日

糖質制限の禁忌は?

今回でコメント紹介は、ひと段落します。

「初めまして。私は以前から拡張型心筋症様を治療し、更に去年春に心筋梗塞を発症して、ステント留置術を受け、現在数種類の薬を服用して居ます。食事制限で減量もして居る最中ですが、中々目標体重には届きません。私の体に「MEC食」は有効でしょうか?。」

コメントありがとうございます。
糖質制限の禁忌となるのは
持病(糖尿病でインスリン注射中、腎不全、肝硬変、膵炎、他代謝性疾患)
のある方です。

心筋梗塞を起こされたということは
糖質による全身の動脈硬化も進行しているものと
考えれます。

食事だけで、どこまで改善するか不明ですが
少なくともMEC食によるダイエットは可能です。

「こんにちは。 この1ヶ月程糖質制限をしていました。 そして妊娠し、今5週の初期です。 妊娠したので先週から糖質を摂るようにしたら 体重が増えてきています・・・。 もうしばらく続けたいと思ってるんですが 妊娠したら糖質制限はやめた方がいいのかどうか良くわからず迷ってます。 よろしければアドバイスお願いします。」

コメントありがとうございます。
妊娠、おめでとうございます。

糖質制限をやめる必要はないと思います。

胎児や赤ちゃんこそ、血糖値の乱高下による
脳の機能障害を防いであげたいところです。

妊娠中の糖質制限については
宗田 哲男先生の『ケトン体が人類を救う』に詳しいので
不安な場合は、ご一読をおすすめします。

「わかりやすい甲状腺の回答を、本当にありがとうございました! とても納得。そもそも甲状腺の病気自体が糖化だったんですね、どうして気づかなかったんだろう、、って思います。あの時、気づいていれば、もっといいアドバイスが出来たのになぁと。 あと、つい、動物性を忘れてしまいがち、というか、身体に悪いからとりすぎては、、と気にしてしまい、糖質制限の本質を忘れてしまいがちですが、先生のブログを何度も読み返し、反省。少しづつ慣れていこうと思います。 腸内細菌も、ぜひ!今、テレビやら色々で腸内細菌をもてはやして、これがいい、あれがいいといい加減な情報が氾濫。先生の見解がすごく気になるところです。」

コメントありがとうございます。
腸内細菌については、長くなりそうなので明日書きますね。

あくまで、わたしの推測ですが
糖化と疲労は、甲状腺疾患の原因に含まれる
と思います。

日常的な糖質の過剰摂取により
甲状腺という組織の糖化(AGE化)が起こり
甲状腺ホルモンを産生、もしくは分泌する機能が低下し
甲状腺機能低下症という症状を呈する、と考えられます。

また、糖質の過剰摂取は、インスリンの大量分泌を引き起こすため
一時的に低血糖となります。
その低血糖を補正するためのホルモンとして
グルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド、チロキシン、成長ホルモン
が分泌され、血糖値は100mg/dl前後の数値に落ち着きますが
それが繰り返されると、インスリンはもちろん
グルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド、チロキシン、成長ホルモン
も産生、分泌する機能が徐々に低下してくる可能性があります。

どの臓器も、度を過ぎた使い方をすると疲労し
機能不全になる、とわたしは考えています。

インスリンの分泌不全は、1型糖尿病といわれ、
また糖質コルチコイド(コルチゾール)の分泌不全は
副腎疲労という名称が徐々に広まりつつありますが
チロキシン(甲状腺ホルモン)の分泌不全を呈する
甲状腺疲労という病態も起こりうる、と
わたしは考えています。

各臓器の強さ(?)は個人差が大きく
・その他ホルモンはともかく、インスリンはすぐに枯渇する
・チロキシンの分泌だけが、真っ先に止まる
などの個性が、それぞれの病状を反映しているのでは
と考えています。

各臓器の別々の病気、と考えると原因不明ですが
ヒトの歴史などもふまえて、身体全体を診れば
わかることもあると思います。

糖化なのか疲労なのか
それとも他に原因があるのかわかりませんが
わたしの経験上、糖質の摂取量が多い人は
甲状腺機能障害もある場合が多い、のは確かです。

糖質制限により、甲状腺機能障害のリスクは
低減できると考えます。

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posted by ted at 15:25| Comment(0) | 糖質制限 妊娠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月24日

コメント頂いてましたm(__)m

このブログに、コメント欄はありますが
確認方法を間違えており、気づいていませんでした。
すみません。

今日確認すると、たくさんありましたのでご紹介します。
最初の方は実名っぽいので、内容だけ(承認ではなく保留)です。

「先生のお話がすごくわかりやすくて、何回も読み返しています。39歳!妊娠したくてしたくて、、、ようやく先生のブログにたどり着き、1週間前から糖質制限を始めました。 お肉が全然食べられず、かなりの糖化がすすんでいるなぁと、、。ささみと魚から始めています。身体の冷えが取れているのがすごく実感しています。感激しています。 今までは、夫に蛋白源を、と私はお菓子でいいやなんて、主婦にありがちな、いい加減な食生活でした。 ところで、レバーは、唯一私も大好きで食べていますが、妊活中というか妊娠の可能性が少しでもある女性はビタミンAが過剰に(レバー50g程度で)作用するために、取らない方が良いとされていたような気がしています。妊活前の女性(妊娠している可能性がない人)には必要と聞いてました。どうなんでしょうか。」

コメント、ありがとうございます。

ただのブログですので
わかりやすさを優先し、思いつきで書いています。
何回も読み返されてしまうと、わたしの知識のなさ
論理展開の雑さがバレてしまいますが(笑)
ありがとうございます。

身体の冷えが取れたのは、いい傾向ですね。
妊娠に冷えは大敵です。

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ビタミンAの過剰摂取についてですが
食品から摂取する分には、心配される必要はないと思います。

確かに、医学部の講義では、脂溶性のビタミンA・D・E・Kや
鉄などのミネラルは、過剰摂取に注意するよう教えられますが
普段の診察で、過剰摂取が問題となる人はほとんどいません。

過剰摂取により胎児の生育に問題が起きる、という論文
そのものがデマだったという話もあります。

医薬品やサプリの場合は、純度が高すぎるので
過剰摂取に注意する必要がありますが
食事からの摂取であれば、問題になることはまずない
と考えています。

次の方

「私も、糖質60%という異様に多い日本人の食事こそが、非常に偏っていると思います。その反面、たんぱく質がすくなすぎるともいえます。 現在は、たんぱく質40脂質30糖質30程度にしています。筋肉増強の関係で糖質20、とまではいきませんが。」

コメントありがとうございます。

そうですね。いわゆる普通の食事が
(糖質に)偏った食生活といえると思います。

わたしは筋肉増強については、必要性を感じていませんので
(いざというときに走れる程度の体力維持は必要ですが)
詳しくありませんが、今後調べていきたいと思います。

今日は二人だけの紹介で申し訳ありません。
スパムっぽいものは削除しますが
いただいた質問には時間を作って
できるだけ応えていきたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

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posted by ted at 17:58| Comment(0) | 糖質制限 妊娠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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